作図の手順(化学実験器具の作図)

Hyper-Paintは絵を描くための強力な機能を持っていますがいわゆる図を描くにも大変便利な機能が満載されています。
今回は例として化学実験器具の作図手順を説明します。ここに紹介された以外にも多くの便利な機能がありますが一例ということで説明します。但し手順が分かればいいという感じで描いていますので完成度は低い図です。
まず簡単な例としてビーカーを描きます。
一応正確に作図するためにグリッドを表示しておきます、矩形を作図して右クリックメニュから「角を丸く描画」を選択して下図のように描きます。

次に矩形コピーモードにして下図のような部分をコピーします。

次に右側の角の部分に貼り付けます、貼り付ける時はグリッド線をガイドにしてCTRL Keyとカーソルキーを使いながら正確な位置に貼り付けます。

次に矩形コピーウインドウのコンボボックスで「左右反転」を選択して左右を反転させてから左側の角の部分に貼り付けます、そうすると下図のようになります。

次に矩形フィルモードにして色を白或いは筆モードを消しゴムにして透明度を255にして下図のように余計な線を消します。

そうすると下図のようにビーカーの図が完成します。

グリッドとその設定方法
描画モード
次にもう少し複雑な器具を作図してみます。
スプラインモードにして下図のようにまず作図します(閉曲線です)グリッド線に合わせるにはCTRL Keyを押しながら作図すると簡単に行えます。

次に図形を30度右に回転させてから幾らか小さくします。(このように回転したり拡大縮小の機能は他のペイントソフトにはない機能です)関連項目

次に右クリックメニュから「繰り返し描画」を選択して表示されたダイアログの中で下図○印のように設定します、縦増分や横増分はアンドゥしながら多少試行錯誤しながら見つける必要があるかも知れません。関連項目

そして「描画」ボタンを押して描画すると下図のように描かれます。

次に直線モードにして下図のように作図して右クリックメニュから「繰り返し描画」を選択して表示されたダイアログの中で繰り返し回数を一つ減らして14回として描画します。

そうすると下図のように描画されますので次に下図のように直線をずらして再び繰り返し描画します。

そうすると下図のようになります。

次に下図のように直線を二つ描きます。

次にスプラインモードにして下図のように作図して描きます。

そうしてから右クリックメニュから「左右反転」をしてさらに「上下反転」をして図の反対側に移動させます。(右下に移動)

同様の操作で下図のように描きます。

あとは同様の操作を使い下図のように描きます。その後は細部を修正して完成度をあげます。

同様の操作でスプリングを作図した例です。このような図を手動で描くのは勿論いいですし手動なりの味も出るでしょうけど繰り返し描画を使うと正確な図が描けますしなによりもかなり手間を省くことができます。





               Home         Back


inserted by FC2 system