描画モードの説明(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

描画モードを切り替えるには下図のようにツールボックスの青枠で囲まれたボタンを押し下げて行います。
ツールボックスのボタンにはポップアップヘルプが表示されますので初心者も簡単に分かります。
説明は描画がフロート状態を経過する場合ですがフロート状態を経過しない描画の方法もあります。詳しい説明

またメニュの「描画」からも各種描画モードを選択することができます。


描画モードには下図のように13種類あります。

描画モードの変更は下図のようにボタンを押し下げて行います。

一応メニュからも行えるようにしています。

直線、矩形、矩形フィル、楕円、の各描画はキャンバス上で始点と終点をクリックして指定します(下図の左)(ドラッグでも操作できます)。スプライン曲線とポリゴンは描こうとする図形の各地点を次々に左クリックして指定し最後は右クリックして指定します(下図の右)。







各描画モート゛に切り替えるとステータスバーに簡便な操作方法が表示されます、また図形を作図すると下図の下のように右クリックすると描画メニュが表示される旨が点滅して表示されますのでよほど不注意な人でない限り操作方法はすぐに分かるはずです。


描画フロート時は直線や矩形、矩形フィル、楕円などは表示されている小さい□の部分をクリックすることによって形を変えたりなどを行うことができます。またスプライン、ポリゴンなども同様です。(ドラッグでも操作できます)図形内部の□の部分をクリックすることによって図形を回転させることができますしスプラインの最初の地点と最後の地点を重ねると閉曲線を描くことができます、スプラインやポリゴンの外側の枠の□の部分をクリックすることによってスプラインやポリゴンの拡大や縮小を行うことができますし右クリックメニュから図形の反転や90度の回転なども行えます、これらの機能を持つソフトはオンラインソフトは勿論市販のソフトにも殆どありません。


下図のように図形の内側の小さな□を操作すると図形を回転することが出来ます、矩形や楕円だけでなくスプラインやポリゴンでも可能です。





最近のバージョンではスプラインの各地点を表す小さな矩形の大きさを最後の地点の場合少し大きくして下図のようにスプラインで閉曲線を作画した場合に重なった最初の点と最後の点が分かり易く改良されています、またボリゴンの場合は最初の地点の小さな矩形の線の太さを太くして最後の地点は矩形を幾らか大きくし何処が始まりで何処が最後の点か分かりやすくなっています。直線の場合は最初の地点より最後の地点の矩形が幾らか大きくしてあり、終端矢印描画の矢印が描かれる地点の矩形の線を幾らか太くして確認できるようにしてあります。

これら目安の図形が表示されている状態でキャンバス上で右クリックすると下図のように描画メニュが表示されます、描画メニュには描画関係の機能の他多くの便利な機能があります。


Hp122Hの途中からそれぞれのラインスタイルの間隔を微妙に調整することができます。ラインスタイルウインドウの右クリックメニュから選択します。
基本的に線種の間隔は線の太さに応じて自動的に変わります、線種の間隔を変える機能はそれの相対的な間隔が変わるということです。

矢印付直線(スプライン曲線)の描き方
例えば直線を作図後に右クリックの描画メニュから「描画(終端矢印付)」等を選択するだけです。

そうすると下図のように描くことができます。

矢印のつき方は下図にように3種類あります。

スプライン曲線に矢印を付けるのも同様に

右クリックの描画メニュから「描画(先端矢印付)」等を選択するだけです。なおスプライン曲線の両端に矢印を付けるには Alt Key を押しながら右クリックメニュから選択するだけです。両端矢印スプラインのメニュがないのは片手落ちなのでHp131W32Fから取り付けました。

Hp12.2Hの途中からラインスタイルウインドウの右クリックメニュから「矢印直線等の矢印の形を変える」をチェックすると

矢印の形を下図のように変えることができます。

ver.12.2Hでまたまたひらめいてというより思いついてしまったので矢印の大きさを変えられるように修正しました。下図のようにラインスタイルウインドウの右クリックメニュで選択します。



基本的に矢印の大きさは線の太さに応じて自動的に変わります、上記の矢印の大きさを変える機能はそれの相対的な大きさが変わるということです。
矢印付き直線機能でHp132_32Fの途中から Alt key を押しながら描くと矢印付き直線機能の直線の部分は描かれないようになります。この機能を応用すると下図の右下のような図形が簡単に描くことができます。なおこの機能は直線の繰り返し機能にもあります。

このような機能は他のペイントソフトにはまず無いと思います、矢印を描けてもああやってこうやってなどと煩雑な手順を経てようやく描けるというのが実情です。
Hyper-Paintでは他の機能もそうですが一発で簡単に描けてしまいます。

直線機能の矢印にラインスタイルウインドウのオプションの矢印の数を指定すると1〜15の範囲で複数個の矢印をつけられるように改良しました。説明図などを描く際に必要になる場面があると考えられ手動で描くこともできるが正確に描くにはかなりの手間がかかるので自動化した。

終端、先端矢印と両端矢印では矢印の付き方がちょっと違いますが下図のようになります。


矩形フィル、楕円フィル、ポリゴンフィルの時でフィルの範囲をぼかす設定になっている時にオプションボタンのメニュのオプションの「範囲をぼかす時範囲をドットで描画する」をチェックすると下図のようにぼかしをドットで表現する描画になります。

ドットの大きさは 4,6,8,10,12,14,16のそれぞれの大きさに設定できます。


ドットの形状は円形或いは矩形等の四種類から選択できます。



ドットの形はその後追加されて以下の4種類になります。

不定形コピー機能と同じくCTRLキーを押しながらポリゴンやスプラインの範囲を指定するとキャンバス画像の輪郭を検知して輪郭に合わせるように機能しますが下図のように範囲指定後にオプションの「切り取りの全範囲を画像の輪郭を検出して輪郭にフィトさせる」をクリックすると範囲指定後でも輪郭にフィット(合わせる)ことができます。

左が実行前右が実行後です輪郭にフィットされたことが分かります。

・塗り潰し(ペイント)
キャンバスのクリックした位置を基点としてキャバス上の閉じられた範囲を塗り潰します。参考(色幅について)  塗りつぶし特有の輪郭廻りの塗り残しの無い「塗る範囲を指定ドット広く」の機能の説明

最近の版では「半自動に広く塗るドット数取得する」(デフォルト)をチェックしていると縁のぼけた筆で描いた範囲も広く塗るドット数を自動的に取得して最適にセットしますので大抵綺麗に塗ることができます。アンチエイリアスの利いた輪郭内部を簡単に隙間なく綺麗に塗りつぶすことができます。

・矩形コピー
キャンバス上で矩形同様の操作で始点終点をクリックして切り取った後に矩形画像を貼り付けることができます。反転や拡大縮小、また背景を透明にして貼り付けたり連続して張り付けたりできます。描画フロート時はキャンバスに固定しても実際には貼り付けられてなくいわゆるフロート状態ですから右クリックメニュから「貼り付け」を選択して貼り付けます。

キー操作は↑で拡大↓で縮小→←で平行四辺形変形、スペースバーやコンボボックスで反転が行えます。
CTRL+↑、↓、→、←で移動が行えます。

関連ページ
矩形コピー、不定形コピーの貼り付け操作。
矩形コピー機能の背景の透過とその操作法
矩形コピー、不定形コピーを使った画像の一部の切り取りアンド移動
画像を切り取り背景をペーストせずに目的の画像部分だけを貼り付ける
矩形コピー、不定形コピーのアルファ値を有効にした貼り付け
矩形コピー、不定形コピーの切り取り画像の履歴呼び出し
矩形コピー、不定形コピー、文字の透明な貼り付け
矩形コピー機能の連続ペースト機能やそのほかの機能
矩形コピー、不定形コピーなどの貼り付け画像を調整しながら貼り付ける
キャンバス上の画像を図形描画機能により切り取る

・矩形コピー画像を筆として使う
任意の画像を矩形コピーに読み込んでおいて矩形コピーウインドウの右クリックメニュから「連続ペーストを筆として使う」を選択すると矩形コピー画像を任意の筆色を使って描くことができます。
Hyper-Paintでは筆先の追加は出来ないことになっていますがこの機能を使うと筆先を追加して自由な筆先で描くことが出来るようになります。例えば筆先としての矩形コピー画像のライブラリを作成しておけば使いたい時に好きな筆先を使って好きな色で好きな透明度で描くことができます。ここのサイトにも矩形コピー画像のライブラリが幾つかあります




・不定形コピー
ポリゴンを作図すると同様に切り取る図形の各地点を左クリックしながら指定し最後は右クリックして切り取ります。

この他矩形や楕円などの切り取りも切り取りモード変更ボタンを使えば可能です。
貼り付け時に拡大や縮小、回転や反転を行いながら貼り付けることができます。描画フロート時はキャンバスに固定しても実際には貼り付けられてなくいわゆるフロート状態ですから右クリックメニュから「貼り付け」を選択して貼り付けます。
キー操作は↑で拡大↓で縮小→←で回転、スペースバーで反転が行えます。
CTRL+↑、↓、→、←で移動が行えます。

関連ページ
不定形コピーの操作法
不定形コピー機能を使ってドーナッツ型(中が空洞のもの)の切り取り方
画像の合成 3
矩形コピー、不定形コピーを使った画像の一部の切り取りアンド移動
画像を切り取り背景をペーストせずに目的の画像部分だけを貼り付ける
矩形コピー、不定形コピーのアルファ値を有効にした貼り付け
矩形コピー、不定形コピーの切り取り画像の履歴呼び出し
矩形コピー、不定形コピーなどの貼り付け画像を調整しながら貼り付ける
・色置換
指定した色を指定した他の色に変える機能です。
色置換の説明
・文字出力
ウインドウの最下段のエディットコンポに文字を入力してキャバス上にマウスポインタをもっていくと文字が表示されポインタの動きにつれて移動しますので目的の位置で左クリックして固定します、その後右クリックメニュから「貼り付け」を選択して貼り付けます。下図のように多くの機能があります。特に出力形態は非常に多くの種類がありますからあらゆるニーズに対応可能です。
キー操作はCTRL+↑、↓、→、←で移動が行えます。
↑、↓、→、←で文字サイズを大きくしたり小さくすることが出来ます。


関連ページ
文字の貼り付け操作
文字の表示の例
出力範囲を指定して文字を書き込む方法
文字レイアウトシートの使い方
文字を太くして出力する(極太文字)
袋文字(輪郭だけの文字)の作成法
台形文字
文字機能の各種効果機能について
黄金文字(メタル文字)の作成法
発光文字の作成
木目調の立体風文字の描きかた
矩形コピー画像を文字に変換して出力する
文字の部分反転機能
文字を上下左右に反転して出力する
アーチ形の文字の貼り付け方法
サークル文字の貼り付け
・モザイク
キャンバス上で矩形の要領で範囲を指定すると範囲をモザイク状に変換します、モザイクのサイズを設定することができます。


各筆モードは一部の例外を除き各描画モードと組み合わせて使用することができます、つまり例えば筆モードがパターンの時はフリーハンドや直線や矩形や楕円フィル等でパターンで描くことができますし筆モードがぼかし筆の時はフリーハンドや直線や矩形や楕円フィル等でぼかし筆で描くことができます
筆モードと描画モードの組み合わせについて

               Home         Back


inserted by FC2 system