画像の合成3(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

風景に人物を合成して、あたかもその場所に行って写真を撮ったかのような画像を作ってみます。(不定形コピーの操作法)

上の風景に不定形画像のコピー機能を使って下の人物を合成してみます。
ちなみに下の人物は予め合成して作ったものを使用しました。


不定形コピーのウインドウを開きます、次に人物の輪郭の通り指定して人物を切り取ります。
この時正確に切り取るため2倍のズームの状態にして切り取ると良いでしょう。


人物の輪郭を全て指定したらマウス右ボタンを押しますと下の画像のように「切り取り完了」ダイアログが表示されますから「1倍モードで切り取る」をチェックします。それによって何倍のズームで切りとっても1倍の時と同じに切り取ることができます。次に「切り取り完了」のボタンを押して切り取りを完了します。


次に予め別のページに読みこんでおいた背景になる画像のページに切り替えてから好きな位置に貼り付けます、ページを切り替えた時枠が消えた時は右クリックすると枠が表示されます。


結果は下の画像のような画像が完成します。不定形の貼り付けは輪郭周りにアンチエイリアスが掛かるようになっていますので割合自然な貼り付けができます。


もう一つ下図の画像に下の子供を合成してみます。

まず不定形コピー機能を使って子供を切り取ります。切り取る時は2倍か4倍にズームして切り取ると正確に切り取ることができます。
切り取り方は不定形コピ−の操作法を参照ください。

カーソルキー(↓)を使って貼り付ける子供の画像を小さくして下図の位置で左クリックします。

そうすると下図のように表示されます、但しこのままではフロート状態で実際にはまだ貼り付けられていませんので右クリックメニュから「実際に貼り付け」を選択して貼り付けます。

このような画像が出来ますが実際にはまだ少し不自然です、つまり椅子の足などが床にうすく映りこんでいますが合成した子供の足などの映りこみがありません、それで次にその映りこみを作成します。
不定形コピーウインドウの「透明オン」のチェックボックスをチェックして透明に貼り付けることが出来るようにして、透明度を60〜70ぐらいにします。次にスペースキーを2回押します、そうして張り付ける画像の上下を反転します(不定形コピーウインドウの反転ボタンでも反転は可能)
オプションメニュ(右クリックメニュ)の中でも反転を指定することができます。

そうして下図のような位置に画像を貼り付けます。貼り付ける画像の中央がマウスポインタになりますのでキャンバスの大きさなどにより目的の位置に貼り付けられない時は仮に貼り付けを行い後から CTRL+カーソルキーで移動させます。

そうすると下図のように映りこみができあがります。


顔の合成
ここでは左の子供の顔と右の子供の顔を合成します、つまり左の顔に右の目と鼻を合成します。

右側の目と鼻を不定形コピーを使い切り取ります。

そうすると不定形コピーウインドウのプレビュに切り取った画像が表示されます。次に不定形コピーウインドウの右クリックメニュから「貼り付け画像輪郭をぼかす2」をチェックします、そうすると貼り付けられる画像の輪郭周りをぼかして貼り付けることができるようなります、それによって貼り付け後に修正などの必要のないような極自然な合成ができるようになります。




左の子供の顔の上に切り取った画像を貼り付けます、この時カーソルキーを使い大きさを変えたり多少回転して適切な位置に画像を置きます。

そうして実際に貼り付けると下図のような自然な合成画像が完成します。

右クリックメニュから「貼り付け画像輪郭をぼかす2」を使うとこのように後からあれこれ修正など必要は殆どありませんまた合成先と合成元の色合いや明るさなどが違う場合も「貼付画像調整」を使って合成すると後から修正の必要もなく一発で合成ができます。

なお最新版では貼り付ける前に貼り付け画像の色合いや明るさ、彩度、コントラストなどを調整する機能がありますのでより自然な合成などが可能です。調整機能を使うにはフロート状態の時にキャンバス上で右クリックして表示されるメニュから「貼付画像調整」を選択するか下図のような白丸で囲まれたボタンをクリックするかあるいは不定形ウインドウあるいは矩形コピーウインドウ上での右クリックメニュから「貼り付け画像の色合い、彩度、コントラスト調整」を選択します。関連項目




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