画像の背景を透明にする方法
下図のような画像の背景を透明にする方法を説明します。透明にするには筆モードの「消しゴム」を使いますのでツールボックスの消しゴムボタンを押します。また描画モードのポリゴンでイヌの輪郭を囲みますのでツールボックスの「ポリゴン」ボタンを押し下げできるだけ正確にイヌの廻りを囲みます。
消しゴムウインドウの「透明度を適用する」のチェックを外し(透明度にかかわらず不透明に塗られる)その後にキャンバス上で右クリックして描画メニュを表示させて「領域を反転させて塗る」を選択します。そうするとイヌ以外の外側が消しゴム筆で塗られ背景が透明になります。
トレースモードにすると下図のように表示されます。これで背景を透明にする作業は終わりですが後はトレース画面と合成するなどすると簡単に画像合成ができます。今回ポリゴンを使いましたが筆モードを消しゴムとしてフリーハンドなどでも結構です。
トレース機能を使わない方法としては下図のようにメニュの編集の「キャンバスを矩形コピー画像にする」をクリックすると背景のアルファ値を透明にした画像が矩形コピー画像となりますので矩形コピーウインドウの右クリックメニュから「貼り付ける画像のアルファ値を有効にする」をチェックして他のキャンバスに背景を透明にして張り付けることができます。参考
背景を透明にしてwebなどに表示したい場合は画像形式をGIFやPNGなどにして透明色を指定すると背景を透明にして表示することができます。
その場合は下図のように描画モードをポリゴンにして表示したい部分をポリゴンで囲みますその後右クリックメニュから「トリミング(切り抜き)」を選択します。その後表示されたダイアログで「通常トリミング」を選択すると
下図のように背景が一定の色で塗りつぶされてトリミングされますのでこの画像の背景色を透明色に指定してGIFやPNG形式で保存します。
参考1、参考2
