画像の合成(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

合成などのように複数の画像を使う場合は複数のキャンバスにそれぞれの画像を入れて作業すると良いと思います。
















上の写真の空と遠い山の部分に右上の山と青空を合成しようと思います。
そのために上の写真の空と遠い山の部分のマスクを作ります。その部分のマスクの作成方法はマスクウインドウを開き「拾った色をマスクに加える」をチェックしてはじめに上の写真の空位置でマウス右ボタンをクリックしてマスクを抽出します。空に部分で位置を変えながら数回抽出を繰り返し空のマスクを作ります。



マスク抽出でできたマスクは完全なものではないので筆を使って修正し下のマスクのようにします。



このマスクで合成したときに不自然にならないようにぼかしフィルタ(シャープネスの強度マイナス)でぼかしたのが下になります。



いよいよ合成に取り掛かります。マスクウインドウの「マスク機能をオンにする」と「マスク機能を反転する」にチェックを入れます。ファイルまたは他のぺージから矩形コピーバッファに合成する画像を読み込みます。慎重に位置を決めて合成される画像に貼り付けます。その結果が下の画像になります。合成にはこの他レイヤや不定形コピ-なども使うことができます、場合によって使いわけてください。



合成後の画像が修正する必要がある場合、今回は左側の中央に青い帯びのようなよけいなものがありますから筆を使い近隣の色を拾いながら描画して消します。その結果下の画像になります。



これで一応完成です。しかし合成の方法も一つだけではありませんから工夫して様々な方法を試すことが必要です。

下図の画像に下の画像のビルの部分を合成してみます。



画像のおおよそ空の部分にビルを合成しますのでマスクウインドウを開きマスク画面をキャンバスと同じ大きさにクリアしてから「拾った色をマスクに加える」をチェックしてマスクを抽出できるようにします。下図のようにだいたい白丸の部分などでマウス右クリックして数回抽出します。参照

そうするとマスクが下図のようになります。その後「マスク編集モードに入る」をチェックしてマスク画面を開き白色でフリーハンドなどで不要なマスクを消しておきます。

その後「マスク編集モードに入る」のチェックを外し通常のキャンバスを表示して下図のように画面の遠くの山もマスクしますので「ポリゴンフィルでマスクに描く」をチェックしてポリゴンフィルで遠くの山を囲みマスクしていきます。

正確にポリゴンフィルを作図するには2倍や4倍にズームして囲みます。右クリックメニュから描画を選択し描きます、描かれるのはマスク画面に描かれます。

その後「マスク編集モードに入る」をチェックしてマスク画面を開き確認します下図のようにマスクが出来ます。

次に自然に合成できるようにぼかしフィルタかまたはぼかし筆などでマスクの輪郭周りを少しぼかします。

「マスク編集モードに入る」のチェックを外し通常のキャンバスを表示して「マスク機能をオンにする」と「マスク機能を反転する」をチェックしてマスクの白い部分がマスクとして機能するようにします。

次に合成するビルの画像を矩形コピー画像として読み込み、下図のようにキャンバスに貼り付けます。

そうすると下図のように合成されますが上部に青い帯のように合成先の画像の一部がでてきましたので帯の下側の色を右クリックで拾いながらフリーハンドで消していきます。

下図がその画像です。

そうすると下図のように合成が完成します。
或いはフリーハンドの戻し描画を使わずに一旦 (0,0) 位置に貼り付けその後に (0,25) あたりに再び貼り付けても同じ結果が得られます。

さらに同様に空の部分に雲を合成した。


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