マスク抽出とマスクの2値化しきい値、マスクポリゴンフィルの説明(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

マスク抽出
マスクの抽出を使うと込み入った形状の部分のマスクを作成する時に特に威力を発揮します。例えば下の画像の場合空の部分のマスクを作成したいとします。しかしフリーハンドやポリゴンフィルなどで作成するのは大変な作業になります。こういう時に「拾った色をマスクに加える」機能が最適です。しかし空の部分も単一の色ではありません。今回はこういう場合の抽出方法を説明します。



抽出の色幅は30のままで今回は行ってみます。マスクの「拾った色をマスクに加える」をチェックします。

まず空の青が濃い部分で(赤丸の位置)右クリックして抽出します。下図のように空の一部が抽出されます。





次ぎに少し空の青がよりうすい部分で(赤丸の位置)右クリックして抽出します。下図のように空の一部が抽出され前に抽出されたマスクに加えられます。





もう少し空の青がさらにうすい部分で(赤丸の位置)右クリックして抽出します。下図のように空の一部が抽出され前に抽出されたマスクにさらに加えられます。





これで全ての空がマスクとして抽出されましたが、一部不必要な部分が有りますから、消しゴム筆で消すと、下のように空のマスクが完成します。

「拾った色をマスクに加える」の機能の特徴はマスクとして抽出した範囲がこの作業を繰り返すことにより次々に加えられていくというところにあります。他のソフトなどでも画面の色を拾い、描画から保護することができますが保護したい範囲がある程度広くなりますと色の幅を広くしても目的の部分を目的にそって保護するのが難しくなったり不可能だったりしますが、Hyper-Paintは上記の手順を繰り返すことにより可能となります。


マスクの2値化しきい値

Hyper-Paintのマスクは256階調のマスクです。つまりマスクのうすい部分は濃さに応じ弱くマスクがかかり濃い部分は強く、白い部分はかからないというふうになります。しかし時には白と黒だけのマスクが適用される部分とされない部分をはっきり分けたい時があります。この時はマスクウインドウの「2値で機能」をチェックすることにより白と黒の2つにはっきり分けることができます。この時に白と黒に分ける境目の値をしきい値と言います、

つまり、しきい値が100とすると100より明るい部分は白として、100より小さい暗い部分は黒としてマスクが機能するようになります。
例えばマスクが下図のようだったとしますと



しいき値が30とすると上のマスクは下図のようなマスクとして機能します。



しいき値が70とするとマスクは下図のようなマスクとして機能します。



しいき値が130とするとマスクは下図のようなマスクとして機能します。


これでだいたい感じをつかめて戴けたでしょうか。

マスクウインドウの「ボリゴンフィルでマスクを描く」をチェックして通常のキャンバス上でマスクしたい範囲を囲むとマスク画面上にポリゴンフィルでマスク画像を描きます。


下図はマスクポリゴンフィルで描いたマスク画像です。


マスクウインドウの「マスク編集モードにはいる」と「作成時キャンバスを下絵に」の両方をチェックすると現在のキャンバスをトレーシィングペーパーの下絵としてキャンバス画像を確認しながらマスクを編集することができます。
下図はマスクトレースモードでの編集の参考画像です。

                Home

inserted by FC2 system