コントラストフィルタについて

下図はコントラストフィルタウインドウです、「強度」のスクロ−ルバ−を-255から255の間に変えて画像のコントラストを変えます。強度がプラス側はコントラストを上げ、マイナス側はコントラストを下げます。
このコントラストフィルタは他の市販のソフトなどやオンラインソフトと違ってコントラストを変えても彩度を全く変えることがありません、Hyper-Paint以外のソフトはコントラストを変えると彩度も変わってしまいレタッチを思うように行えない場合が多いですがHyper-Paintのコントラストフィルタは彩度は一切変えずにコントラストだけを変えることが出来ますので非常に使いやすくなっています。




下図は上図の画像を強度を+20として変換しました。
ご覧のように彩度は一切変えずにコントラストだけが上がっているのが分かります。

下図は中心値の説明図です、この例のように中心値を60の小さめの値にするとこの60を中心にここより遠い値はより大きく変化しますので画像が明るい方向にコントラストが上がります。







反対に下図は中心値を184の大きめの値にするとこの184を中心にここより遠い値はより大きく変化しますので画像が暗い方向にコントラストが上がります。







強度をマイナスにするとコントラストを下げることができます。

下図は実行結果です。


下図は他のソフトなどでコントラストを上げた場合で確かにコントラストは上がっていますが同時に彩度も上がってしまっています。

下図右の「赤フィルタ」のチェックボックスについて説明すると、モノクロ銀塩写真のフィルタには黄色や赤などのフィルタがあります「赤フィルタ」はちょうどこれらのフィルタを取り付けてモノクロ写真を撮った時のような効果を出すためのフィルタです。主に青い空の明るさを落として雲を強調する時などに使用されます。「赤フィルタ」をチェックしていて強度を50以下にすると黄色いフィルタを取り付けて撮影したのと同じになり50から75程度の時は赤いフィルタを取り付けた効果があります強度を100に近くすると赤フィルタと偏光フィルタを同時に取り付けて撮影した時のように擬似赤外線撮影したのと同じになります。「色残」をチェックするとモノクロにせずカラーのままでフィルタをかけたような効果になります。

下図は強度50の時の画像です。

下図は強度100の時の画像です。


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