フリーハンド描画の手ぶれ補正機能について(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

Hyper-Paintにはいわゆる手ぶれ補正と直線補完の機能というフリーハンドで滑らかな曲線を描くことを支援する機能があります。

何も設定を変えていない状態で直線補完、手ぶれ補正はオンになっています。
また手ぶれ補正と直線補完のオンオフは下図のようにメニュの描画の中で設定することが出来ます、手ぶれ補正の程度は下図の設定の中で6段階に設定することが出来ます。補正の品質が良くなるほど若干筆の追従性が落ちます。ただし筆を速く動かした時の追従性は良くなるように設計されています。つまり補正の強さは描く速度によって数段階の強さに変えている、ゆっくり描いた時は強く速く描いた時は弱くかかるようになっています。一般的にゆっくり描く時は手振れが起きやすく速く描いた時は起きにくいわけであり、補正を強くすると追従性が悪くなり補正を弱くすると追従性は良くなりますから理にかなっているわけです。こういう所は気が付くユーザーはいないと思うが。
PS2マウスのように追従性が比較的悪いマウスは「荒い」などにしてUSBマウスのように追従性が良いマウスは「最上質」などにします、実際のところはこれもあくまでも傾向としてであって1つ1つのマウスによって違うのが現状です。またPCの性能や各人の感覚や慣れによって違いますので各人が試してみて一番描き易いような手ぶれ補正品質を見つけることが大切です。元々タブレットは手振れは少ないようですので補正は弱くても問題はないようです。
ごく最近ワコムのタブレットを購入して使ってみた結果筆の追従性はかなり良い感じでした、やはり昔とは違い性能はかなり向上しているようだ。



また下図のようにパレットの中の○印のチェックボックスで手ぶれ補正のオンオフが切り替えることも出来ますので頻繁に切り替える時にここを使います。特に描きはじめが若干反応が鈍い感じになりますので短いストロークを多用する時はオフにしてみて下さい。

滑らかな曲線を描くためには手ぶれの補正だけではなく直線補完をオンにして線がガタガタにならないようにしなければなりません、下図に手ぶれ補正と直線補完のサンプル画像を示します。


いろいろ昔の事を思い出して考えてみるとマウスで描く場合に描線がヨレヨレになるのは光学マウスが原因のように思えるMS-DOSの時代やwindows meあたりはにはボールのマウスを使っていたがさほど気になることはなくずーと描線が滑らかだった気がする。

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