線対称描画と点対称描画について(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)


メニュの描画の中には下図のように線対称描画と点対称描画機能があります。線対称描画は対称の中心の線に対称な位置にも対称な図形が描かれる機能です。
また点対称描画は例えば3点対称の場合は3つ5点の場合は5つ回転しながら同時に描かれる機能です。
この機能はフリーハンド、直線、矩形、矩形フィル、楕円、楕円フィル、スプライン、ポリゴン(輪郭線)、ポリゴンフィルで機能します。
全ての描画機能と描画機能の拡張機能。例えば袋描画機能やタブレットのペンや繰り返し機能など全ての描画機能で組み合わせが可能です。





下図は左右の線対称描画の例です。下図のようなガイド線が表示されます。

スブライン機能を使って下図のように作図します。つまり描きたい図形の右半分だけ作図します。


そうして実際に描くと下図のように左右対称な図形が描かれます。


点対称描画は 2 点から 16 点までの点対称描画が可能です。今回下図は 4 点対称描画機能を使ってみます。
下図のようなガイド線が表示されます。

フリーハンドで下図のように描いていきます。

下図のようになります。

簡単に描かれます。

点対称描画では「点対称と横線対称を組み合わせる」のチェックボックスをチェックするかしないかで下図のように変わります。
下はチェックしない場合です。

下はチェックした場合です。

線対称と点対称の中心はキャンバス上の好きな位置に移動することができます。メニュの「対称の中心をキャンバス上でクリックして指定する」をチェックするとマウスにつれてキャンバス上に十字のカーソルが表示されますので好きな位置でクリックして指定します。

回転対称描画に左右線対称描画を組み合わせることもできます。
左右対称描画を使って回転しながら点対称描画ができるし矩形フィル楕円フィルポリゴンフィルでも可能。対称描画に図形フィルもできるのはおそらくHyper-Paintだけ。
また繰り返し描画など他の機能との組み合わせも可能なように作られています。こういう所が難しいとか分かりにくいなどの評判の理由なのかもしれないが。
但し機能の組み合わせも点対称描画と色変化(グラデーション)や濃さのグラデーションの機能の組み合わせた場合不完全にしか機能しない。

袋描画との組み合わせ。

タブレットの筆圧による筆太さを変化させた場合。

点対称描画の場合も左右対称と組み合わせた場合に対称線を傾けることができます。下図左は傾きがゼロ右は20度傾けた例です。

筆で対称描画のあと塗りつぶしをする時この塗り潰し機能には対称位置の一括塗り潰しの機能もあります。下図は5点対称の場合です。

左右対称や上下対称の対称線は傾けることができます。

3点対称の例です。

左右対称の場合。



               Home         Back


inserted by FC2 system