画像読みこみ方法の詳細(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

Hyper-Paintでは一概に画像読みこみといっても4種類があります。
1.通常の画像をキャンバスに読みこむ。
2.コピーバッファに読みこみ、出力する位置を変えて、背景の色を抜いたり、反転したり、拡大或いは縮小したりして出力するカット読みこみ
3.不定形画像を不定形コピーバッファに読みこみ、拡大縮小、回転をして出力する不定形画像読みこみ。
4.トレース画像を下絵として読みこむトレース読みこみ。

なおサムネイルを表示する時「パスの設定ができていません、パスを設定して下さい」とメッセージダイアログが表示された時は「OK」ボタンを押した後ドライブコンボボックスとディレクトリリストボックスで画像の入っているフォルダを指定してその後サムネイルを作成して下さい。

Hyper-Paintの画像読み込みのパス(パソコン上の画像の場所)は一度設定すると上記の1〜4の読み込みの他、他のデータもパスは記憶されていますので読み込みの度にいちいち設定する必要はありませんし上記の1〜4の読み込みの他、他のデータもパスはそれぞれ独立していますので読み込みの度にいちいち設定する必要はありません。これは画像の保存の際も同様です。市販のソフトを含め他のソフトではこういう作りのものは皆無のようです。その他これらのパスは履歴にそれぞれ20個保存されていますのでパスの変更の際もできるだけ手間がかからないようになっています。

画像を読み込むサムネイルウインドウには多くの便利なオプションがありますが画像を読み込む方法はただ一つ左側の○印.の部分で画像が入っている場所を設定して(サムネイルが作成済みであれば)表示された画像をダブルクリックして読み込むだけの簡単操作です。


ここまでが基本的な使い方です、これ以上の機能がありますが基本的な使い方が出来るようになってからお使いください。

              サムネイルウインドウの説明


1.「サムネイル更新」ボタンは画像ファイルが入っているフォルダを指定した後にこのボタンを押してサムネイル画像を作成します。サムネイルウインドウを表示して特定のフォルダから画像を読みこむためには一度はサムネイルを作成しておかなければなりません。サムネイル作成の所要時間は640x480サイズの画像が400枚あったとして20秒程度ですのでそんなに時間はかかりません。また一度作成しておくと後に追加画像がある場合には追加した画像だけのサムネイルを作成できますので効率は良いと思います。
画像を編集していると一度作成したサムネイル画像の他に新たに画像が追加される場合があります。この場合に「サムネイル更新」ボタンを押すと新たに追加された画像があることを知らせ、追加した画像だけのサムネイルを作成するかどうかたずねてきますので初めからサムネイルを作成する必要がなく時間の節約をすることができます。
2.通常は21の読みこみたいサムネイル画像をダブルクリックすると画像を読みこみますが、このボタンを押しても選択された画像を読みこみます。
3.このボタンは選択された画像を削除します、あるいは画像名の変更を行います。
4.サムネイルウインドウを表示して画像を読みこむように設定されていても場合によっては通常の読みこみダイアログから読みこみたい場合があります。例えばそのフォルダに200個以上の画像が入っていて目的の画像がサムネイルで表示されていない場合や編集後新たに保存したがまだサムネイルの更新をしていない場合などです。この場合はこのボタンで通常の読みこみダイアログから読みを行うことができます。

5.6.7.8 これらボタンは押し下げられているボタンによって
5.キャンバスに読みこむ通常の画像。
6.コピーバッファに読みこみ、出力する位置を変えて、背景の色を抜いたり、反転したり、拡大或いは縮小したりして出力するカット読みこみ
7.不定形画像を不定形コピーバッファに読みこみ、拡大縮小、回転をして出力する不定形画像読みこみ。
8.トレース画像を下絵として読みこむトレース読みこみ。
となります。通常はこのボタンを意識する必要は有りませんが、このボタンで通常の読みこみを行おうとしたが、気が変わってカットを読みこみを行うなどの変更が自由にできます。但し通常の読みこみから入り他のカット読みこみに切り替えるには予めカット読みこみのパスが設定されている必要があります。
9.表示しているサムネイルの印刷を行います。
またここを右クリックするとパスの履歴を全て消去することができます。
10.ここをクリックするとパスの履歴をインクリメント(1つ進める)あるいはデクリメント(1つ戻す)ことができそれによって表示されるパスやサムネイル画像が変わります。
11.今まで表示した画像のパスの履歴を表示して選択することができます。履歴を表示している時右クリックするとキャンセルになります。

12.現在のパスと選択している画像名を表示します。右クリックすると現在のパスを履歴から削除します。
13.このタブを切り替えて、ドライブコンボボックスやディレクトリリストボックスを使ってパスを選択したり、パスの保存と取りだしなどを切りかえることができます。
14.画像の入っているドライブを選択します。
最近は家庭でも複数のパソコンをLANなどで接続している場合が多くなりましたが、ドライブコンボボックスやディレクトリリストボックスでは通常LANで接続している他のパソコンのドライブを選択できませんが、エクスプローラから「ネットワークドライブの割り当て」の設定を行いLANで接続している他のパソコンのドライブをネットワークドライブとして割り当てておくと、ここからもLanで接続した他のパソコンのドライブを選択することができるようになります。

15画像の入っているパスを選択します。
14.15.のドライブコンボボックスやディレクトリリストボックスコンポーネントはwindows NT特有のNTFSのフォーマットのHDDに対応していないのでNTFSのフォーマットのHDDを使っている場合は「設定」の「ファイル」の「Windows NTの NTFSのHDDを使用する」をチェックしてパスの保存と取りだしタブの20番のボタンでパスの設定をします。
16.パスを保存するボタンです、ここを押し下げておいて17番のボタンを押すと現在のパスがこのボタンに登録されます。
17.パスを保存するボタンです、16番のを押し下げておいてこのボタンを押すと現在のパスが16番ボタンに登録されます。
18.パスを取り出すボタンです、16番のボタンを押し下げておいてここのボタンを押すと16番のボタンのパスが現在のパスになります。
19.16番のボタンに保存されているパスを消去します、16番のボタンを押し下げておいてここのボタンを押すと16番ボタンのパスが消去されます。
20.ドライブコンボボックスやディレクトリリストボックスはLanなどで接続されているネットワークパスの選択が出来ませんのでこのボタンでネットワークパスの選択をします。
21.読みこみたいサムネイル画像をダブルクリックすると画像を読みます。
22.11.をクリックあるいは12をクリックするとパスの履歴を表示します、選択するパスをタブルクリックして選びます。

         画像をどのキャンバスに表示するかのダイアログ

「設定」の「ファイル」の「画像をどのキャンバスに表示するかのダイアログを表示する」をチェックしていると画像読みこみ時上図のようなダイアログが表示されます。
例えば読みこんだ画像を5枚目のキャンバスに表示する場合は5番目のボタンを押します。
カットバッファに入れて読みこむ場合は2番のボタンを押します。
キャンセルする場合は3番のボタンを押します。
4のボタンは例えば戻し画像を各キャンバスの中から読みこむ場合にも「画像をどのキャンバスに表示するかのダイアログ」が表示されますがその場合にキャンバスからではなくファイルから読みこみたい時に使用します。

      読みこみ透明度指定ダイアログ

設定のファイルの「読みこみ透明度指定ダイアログを表示する」をチェックしていると読みこむ時上図のようなダイアログが表示されます。
1のボタンを押すと指定した透明度で読みこみます、透明度はマイナスの値も可能です。2のボタンを押して読みこむと透明度は適用されません。
3をチェックしていると読みこむ画像の先頭の色を透明にして読みこみます。
5は3の透明にする色の色幅です。

画像のサムネイルの下のファイル名の表示の部分は画像形式により色わけされています、これにより直感的に画像形式の違いがわかるようになっています。


Hyper-Paintでサムネイル画像を参照するフォルダにはHpSam.naj、HpSam.lst、$$Hp_scr_pos.datの3つのファイルが作成されます。HpSam.najはフォルダ内の画像のサムネイル画像です。HpSam.lstはその画像のファイル名のリスト、$$Hp_scr_pos.datはサムネイルウインドウの通常画像、矩形コピー画像、不定形コピー画像、トレース下絵画像それぞれのスクロール位置や選択された位置を記録しています。$$Hp_scr_pos.datによりそれぞれのフォルダのそれぞれの通常画像、矩形コピー画像、不定形コピー画像、トレース下絵画像それぞれのスクロールされている位置を記録してそのフォルダが選択された時に再現しますので非常に便利で使い勝手がよくなっています。

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