シャープフィルタとノイズ取りフィルタの輪郭値の効果(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

シャープフィルタ、ノイズフィルタは強度を調整するだけでなく輪郭値の設定によっても結果に大きく影響を及ぼします。一言でいうと、シャープフィルタの場合相対的に輪郭値が小さいと輪郭として見出す傾向が弱く輪郭値が大きいと輪郭として見出す値が大きくなりシャープフィルタはその見出した輪郭に適用されることになります。
ノイズフィルタも同様に相対的に輪郭値が小さいと輪郭として見出す傾向が弱く輪郭値が大きいと輪郭として見出す値が大きくなりノイズフィルタはその見出した輪郭以外に適用されることになります。

下の画像を例に取って説明したいと思います。

シャープフィルタで例えば輪郭値が5であったとした場合上の画像から輪郭として見出す値は、およそ下の画像のようになります。つまり輪郭値が小さいので輪郭として判断される部分は少なくなります。
そしてシャープフィルタを実行した場合この下の画像のように輪郭として見出された部分(黒い部分)にシャープネスが施されることになります。



結果が下の写真になります。


シャープフィルタで例えば輪郭値が15であったとした場合上の画像から輪郭として見出す値は、およそ下の画像のようになります、つまり輪郭値が大きいので輪郭として判断される部分は多くなります。
そしてシャープフィルタを実行した場合この下の画像のように輪郭として見出された部分(黒い部分)にシャープネスが施されることになります。




結果が下の写真になります。


輪郭値を20にして画像全体にシャープネスを行ってしまうと上図の山の部分などがノイズぽくなってしまったりしてJPEG保存でサイズが大きくなったり画像が荒れたりする場合がありますのでこの機能を理解して必要な輪郭の部分だけをシャープにするようにしましょう、このように輪郭だけをシャープにする機能はHyper-Paint特有なものなのでよく理解の上活用してください。
余談になりますがシャープネスのアルゴリズムは昔はラプラシアンという一般的な方法を使っていましたがもっと簡潔で簡単な方法はないかと考えていましたらチョットヒラメキました、つまりシャープネスは結局ぼかしの逆の事なのでぼかしの逆をやってみたらどうなるのかと考えて試してみたらなんと!!ちゃんとシャープネスになるのですよね、固定観念でラプラシアンを使うと考えて面倒なことなどやる必要は無かったわけです。つまりぼかしフィルタのパラメータをマイナスにしただけでOKなのですよね。

ノイズフィルタの場合


ノイズフィルタで例えば輪郭値が15であったとした場合上の画像から輪郭として見出す値は、およそ下の画像のようになります。つまり輪郭値が大きいので輪郭として判断される部分は多くなります。
そしてノイズフィルタを実行した場合この下の画像のように輪郭として見出された部分以外に(白い部分)ノイズ取りが施されることになります。


結果が下の写真になります。


ノイズフィルタで例えば輪郭値が5であったとした場合上の画像から輪郭として見出す値は、およそ下の画像のようになります。つまり輪郭値が小さいので輪郭として判断される部分は少なくなります。
そしてノイズフィルタを実行した場合この下の画像のように輪郭として見出された部分以外(白い部分)にノイズ取りが施されることになります。
つまりぼやけ易くなります。



結果が下の写真になります。


ノイズがかなり目立つ場合はノイズフィルタだけでノイズを完全に取り去ることが難しい場合があります。つまりノイズを完全に取ろうとするとどうしても画像がぼやけていまい難しいことも多いと思います。ある人からこれを解決する巧いテクニックを教えてもらいましたので説明したいと思います、簡単ですからお試しください。



上の画像のようにノイズの目立つ画像を一旦クリップボードに控えておきます。
次にシャープネスフィルタを開き強度を-50ぐらい(ノイズの程度によって変わる)にして全体をぼかしノイズを取り去ります。



次に戻し筆モードに入り細めの筆を使い透明度を100とかそれより小さめにしてパレットの濃度限度指定のチェックをはずしておいて上の画像の輪郭の部分をフリーハンドで少しづつ戻していきます。そうすることにより輪郭の部分だけがシャープでノイズの少ない画像にすることが出来ます。
結果が下の画像になります。

                Home

inserted by FC2 system