マウスについて(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

マウスで絵を描く時パソコンの設定のそのままでは少しマウスを動かした時に移動が大きすぎてうまくマウスを制御出来ない場合があります、そういう場合はコントロールパネルの「マウス」を起動して


ポインタオプションのタブをクリックし「ポインタの速度を選択する」の部分で「遅く」の方にずらし調整して下さい。
また「ポインタの精度を高める」がチェックされているとマウスをすばやく動かすと若干加速されるようですので気になる場合はチェックを外して下さい。


マウスにはUSBマウスとPS2マウスがありますが使用してみるとPS2マウスはフリーハンドで「位置補完」をオンにしているとUSBマウスに比べマウスの動きに対する筆の追従性が若干悪くマウスの動きから幾らか遅れて筆がついてくるという感じになります、USBマウスの場合は筆の追従性が良くマウスの動きにほぼ同時に筆で描かれます。
USBマウスの場合はメニュの「描画」の「フリーハンド補完品質」で「最上質」などに若干品質を上げPS2マウスの場合は「荒い」などに若干品質を下げると良いと思います。

また私の経験上ボールを使うマウスに比べ光学マウスはフリーハンドの「位置補完」がオフになっている場合に線がヨレヨレになりやすい傾向があるようです、但し「位置補完」をオンにしていると綺麗な曲線をフリーハンドでも描くことが出来ます。
マウスの種類は
1.ボールを使うタイプ
2.光学マウス
3.レーザーマウス
の3タイプあります。描画ストロークの滑らかさを比較すると  ボールを使うタイプ > レーザーマウス > 光学マウス とボールを使うタイプが一番滑らかなストロークが可能になります。但しボールを使うタイプは現在店頭で見かけることは無く入手困難だと思われますし、使用しているとゴミが溜まって使いづらくなってきますのでメンテナンスが面倒などの欠点があります。光学マウスやレーザーマウスは位置の誤差が大きく通常マウスでは滑らかなフリーハンド描画が不可能の傾向がありますのでHyper-Paintのようにフリーハンド描画の手振れ補正機能が無いと辛いことになります。光学マウスやレーザーマウスの機構がどのようになっているかは知りませんがもっと正確に誤差の少ないものはできないものでしょうか?コストの関係もあるのかも知れませんがかなりの手抜きのような気がします。タブレットは昔のものは追従性が悪かったのですが最近のものはこの点が解消されましたまたマウスに比べ位置の検知が正確でマウスのように線がヨレヨレになるということが無く手振れ補正の必要がないくらいです。

タブレットでフリーハンドの描き始めに余計な線が出てしまう場合は下図の○印のようにダブルクリック距離を小さくすると改善します。
ドライバが合わない場合に描き始めに余計な線が出てしまう場合があります。。
ver.12.4よりタブレットの筆圧(Wintabの)に対応しました。筆圧対応のお絵かきソフトは巷でわりと評判のようですが私自身は必要性をあまり感じなかったし取り付けるのもめんどいなどと考えていたがいざ取り付けてみると結構簡単にできた。筆圧が使えないことをweb上でみそくそに言われていたのと使えるソフトが凄いなどと言われていたのでそんなに凄いことかと疑問に思っていたが取り付けてみると物凄く簡単な事でした。馬鹿馬鹿しい!
wintabの関数にアクセスできるようにするのに1時間、筆圧を筆の太さに反映するようにするのに1時間、透明度に反映できるようにするのに1時間、これに関連するインターフェイスに30分、おおまかなバグ取り2時間。もっともこんなに速くできるのも10年近くまえある会社の依頼でHyper-Paintを使って製品のプレゼンに使いたいというのでその会社のドライバ用に作ったものを内部にそのまま持たせてあったので余り手間をかけなくとも良かったという事ではあるが。
確かその会社はニューコムとか言うベンチャーで偉そうな事を言うわりに散々ドライバのバグ取りに付き合わされて時間を食われ結局その会社は約束も守らず散々な目にあってしまったが。


余談になりますが、すべりの悪い毛糸や手芸糸のすべりを良くする横田株式会社のKNITTIG SUPERというスプレーをマウスパットやマウスを走らせる机の表面に吹き付けると格段にマウスの走りが滑らかになりとても良いようです。
試したのは光学マウスですがボールを使うタイプのマウスでは試していません。

またマウスやマウスパットなどは常に掃除をして清潔を保つようにしましょう、マウスやマウスパットが汚れているとかなり描画に影響がでてしまいます。

追記
最近はノートを使うことが多くコード付きのマウスだとCDトレイを引き出した時になにかとコードが邪魔になるのでコードレスのマウスを買ってみた。使ってみた感想は一言「ダメ」である。安目のものを買ったせいもあるかも知れないがこのマウスではフリーハンドの描画がどうもギクシャクするのである、Hyper-Paint以外のペイントソフトでも試してみたが同じだった、つまりソフトにはよらないマウスのせいである。フリーハンド以外でも微妙にギクシャクするせいで図形の作画でもストレスが溜まる。ペイントソフト以外ではそこそこという感じはしないでもないが厳密にいうとやはりストレスが溜まる。
コードレスのマウスはこれ一つしか使ってみてないので決め付けるわけにはいかないがもしコードレスのマウスを使っていてうまく絵が描けないと思う時はこれと同じの可能性がありますからそういう場合はコードの付いた普通のマウスに変えてみて下さい。
どうもマウスのメーカーはマウスで絵を描いたり図を描くことを全く想定していないのかも知れない。




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