紙に描いた線画をスキャナで取り込んだ後の取り込みムラ取りや薄い線を簡単に濃くするフィルタ(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

パソコンで絵の描き方は人それぞれで中には紙に鉛筆などで人物などの輪郭などを描きそれをスキャナでパソコンに取り込んで描く方も多いと思います。
しかしそうすると取り込んだ線画が全体にムラがあったり線が薄いなどして取り込んだ後に色々なフィルタを駆使して苦労してムラを取ったり線を濃く鮮明にしなければならない事が多くあります。
Hyper-Paintにはこれら線画をスキャナで取り込んだ後のこれら作業を簡単に行う幾つかのフィルタを装備しています。
・ムラを取り去るフィルタ
特殊効果フィルタ群の中の「線画」フィルタは線の太さを変えずにボタン一発で取り込み時のムラを取り去ります。下図のウインドウの「線画」のボタンを押すだけで簡単にムラを取ってくれます。大抵は一発で取れますがムラが比較的濃く一回で取れない場合には「しきい値」を変えるなどして数回かけます。



・薄い線を濃くする
紙に鉛筆などで描いたものを取り込むと割合線が薄く取り込まれたりします。この場合下図のようにメニュのフィルタのその他の「スキャナで取り込んだ薄めの線画を濃くする」の実行を押すと簡単に線を濃く鮮明にすることができます。この時取り込み時のムラも同時に取りさります。「しきい値」は5種類ありますので必要に応じて変えてください。

線画がうすめの時には閾値を高めにすると良いと思います。但し閾値を高めにすると濃い目のムラは残る場合がありますので多少の試行錯誤が必要になる場合があります。

この二つのフィルタは線画をJPEG形式で保存したために地色の部分にノイズが発生してしまった画像のノイズを綺麗に取り去る用途にも使うことができます。
線画を保存してweb上で使用するためにはJPEGで保存するとノイズが発生してまた思ったよりもサイズも大きめになってしまいます。本来ならば線画はGIF又はPNGで保存するのが正しいのですが
web上ではJPEGで保存しているのが多くみられます。






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