極座標系のフィルタ(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)


極座標関連のフィルタはメインメニュのフィルタの変形フィルタの中或いはフィルタ選択ウインドウのメニュの変形の中にあります。
下図のように□の枠の中で指定します。

下図の画像に実行してみます。

「サイズ正方形になる」を実行すると下図のようになります。

「サイズそのまま」を実行すると下図のようになります。

下はちょっとした極座標フィルタの応用例ですが
キャンバスの左下側に垂直な直線を作画します。右クリックメニュから「繰り返し描画」を選択します。
表示された繰り返し描画ウインドウの中で下図の○印のように設定します。このへんは結構てきとうで良いですが「位置を振る」のチェックボックスにチェックを入れてランダムに描画します。

「描画」のボタンを押すと下図のようになります。

これに極座標フィルタを実行すると下図のような画像ができます。

集中線の作図には専用のフィルタがありますのでそちらを使ってみてください。

次は直交座標フィルタ(逆極座標)を使って炎が燃えさかっているような画像を作ってみます。
まずメニュからフィルタの一般フィルタの「雲模様生成」を実行します。

そうすると下図のような画像になります。

これに「直交座標フィルタ」を実行して下図のような画像を作成します。

上図の画像はモノトーンですので「色相フィルタ」を開き下図のように色相フィルタウインドウの○印の部分でオレンジ色の色を選択し強度を最大の100にして実行します。
そうすると下図のようになります。

あとは彩度フィルタで色を濃くしたり明るさやコントラストを調整して仕上げます。


最近の版では極座標フィルタを実行すると下図のようなダイアログが表示されます。ここで角度を設定すると極座標を回転します。
この機能はGimpにあった機能なのだが必要があるかどうか分からないがどうやってやるか興味ずあったのでやってみた。
ちょっと考えてみたら簡単に出来そうだったし実際やみたら回転そのものは20行程度のコードでできてしまった。
gimpは極座標、直交座標双方とも画像の左右が逆になる。なんでそういう仕様になっているのか不思議だ。ともあれshft keyを押しながら
極座標、直交座標を実行すると同じになるように機能追加しておいた。

回転しない場合は下図の上のようになりますが60度回転すると下図の下のようになります。

60度回転した極座標画像を60度回転して直交座標フィルタを実行すると下図のようにほぼ元に戻ります。



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