輪郭線の無い割に写実的な絵(人物)

初めに、筆の太さを1に、透明度を255として、線画を描きます、紙にスケッチをしてスキャナで取りこみこれを下絵として、あるいは写真を下絵としても結構です。

メニュの描画の中の「アニメ用設定にする」をチェックすると筆の透明度を255にし、筆のエッジを硬くして(パレットの「均一」のチェックボックスがチェックされる)直線の補完をオフに設定されます、そうすると下図のように綺麗に塗り潰すことができるような線で描くことができるようになります。



線画が一応出来あがったら、それぞれペイント(バケツ缶)を使って塗り分けます。


細かく塗り分けるためにできるだけ目立つ色を使って(今回は青色)塗り分け線を引きます、その後大まかに各色で塗り分けておきます。


各部を塗り分けました。


色置換を使って隣接する色に変換して塗り分け線を消します。
色置換は、「変換する色」を青色とし、次に色置換ウインドウの「to color」ボタンを押し下げておき、画面上からマウス右ボタンで近隣の色を拾いながら、変換する範囲を指定して変換していきます。


次に色と色の間をぼかし筆を使いおおまかにぼかします。Hyper-Paintのぼかし筆は他のソフトには無い細かな強度の設定が可能で、大きくぼかすことが可能なように独自のアルゴリズムを使っています。


透明度を小さめにして通常筆を使いそれぞれ塗りわけていくらか立体感を出していきます。
同時に細かい部分の修正を行います。上の絵は少しロンパリなのでこれも修正します


上のように明るい色を塗りさらに立体感を出し、髪もいくらか描いておきました、細かい部分の修正も行います。


顔や肌のトーンがまだ粗いので、ぼかし筆の強度を大きくして肌のトーンを滑らかにします。
これを繰り返し、さらに細かい修正をして完成に近づけます。



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