(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

Hyper-Paintの描画や画像切り取りの操作が他のソフトと多少違う点について説明します。
雑誌などにHyper-Paintを紹介される場合にことさらこの操作等が違うことだけが強調される嫌いがあり、不本意に感じているので何故違う操作を採用しているのか、その必要性について説明します。
画像を編集する際に必ずしも1画面に収まる大きさの画像だけを編集するとは限りません、もし1画面に収まらない大きな画像を編集している時には、例えば矩形や楕円、直線、ポリゴンフィルを描く時に表示されてる範囲を越えた範囲を描画したい場合他の描画ツールの操作のように始点でマウスボタンを押してドラッグして範囲を指定する方式では範囲指定の途中で画面をスクロールして表示されている範囲を移動することができません、確かにソフトによっては画面の端にマウスポインタが移動すれば自動的にスクルールするソフトもあるようですが、この場合自動的というのが曲者で思ったよりも行き過ぎたり、足りなかったりとなかなか扱いにくかったりします。
そこでHyper-Paintでは1つの解決法として、始点でマウスボタンを押して離して始点を指定してマウスボタンを離して範囲を決め終点でふただびクリックする方式にしています、こうすると範囲指定の途中でスクロールバーを操作してスクロールして表示されている範囲を越えて範囲指定が簡単に行うことができます。またこのような範囲指定法をおこなっている途中に1/8倍から16倍のズームボタンを押してズームしたりパレットや他のウインドウを操作したりまたキー操作したりなどより自由度が高い操作が可能になっています。
このような操作法の他に始点でボタンを押しそのままドラッグして終点で離すというような操作も可能です、このような操作は俗にいう一般的な操作になります。







また範囲指定途中にキャンセルするにはマウス右ボタンをクリックするだけですから、マウス左ボタンを押したままドラックする方式と違ってキャンセルするにも素早く行うことができます。

また例えば不定形コピーで画像を切り取る場合、大きな画像を切り取る場合やズームして正確に切り取る時に上記のような操作であるため、切り取り途中でスクロールバーを操作して大きな範囲を正確にきり取ることができます。

不定形コピー切り取りの参考図



切り取り途中に画面をスクロールしての操作


現在のバージョンでは必ずしも始点でクリック、終点でクリックとして範囲を指定するのではなく始点でクリックしてボタンを離さずに終点でボタンを離す方法でも範囲は指定できます。
但しこの場合は表示している範囲を超えて指定することは出来ません。


                Home

inserted by FC2 system