陽光フィルタ(燦々と降り注ぐ日差し--光彩拡散)(暗い部分だけを簡単に適正な明るさにする[照明効果])


陽光フィルタは下図のようにメニュのフィルタの一般フィルタにあります。このフィルタは燦々と降り注ぐ日差しを表現するフィルタとして作りました色々試してみると色んなタイプの画像に使える汎用的なものになりましたまたPhotoShopの光彩拡散に近いものになりました。
「暗い所を重点に明るく実行」の機能は画像の中の暗く潰れた部分に照明を当てたように闇に隠れたディテールを浮かびあがらせることの出来るフィルタです。

下図のような画像に「陽光(中)」をクリックして実行すると

下図のように春の日差しが燦々とふり注いだような画像になります。実行強度は9段階あり「しきい値」は日差しを加える部分の広さを調整できます。しきい値が低いと日差しを加える部分が広くなり高いと狭くなります。



陽光(光彩拡散)フィルタにノイズの荒さを5種類用意した。また調整する部分が多くなるとメニュで行うのは使いにくいと思うので陽光(光彩拡散)フィルタのウインドウを表示して調整し実行できるようにした


なお最新版では従来の陽光フィルタを実行するのは「明るい所を重点に明るく実行」ボタンを押して実行するようにして新たに「暗い所を重点に明るく実行」を取り付けました。これは画像の中に暗い部分かあって従来の明るさを変えるフィルタで明るくした場合に明るい部分がより明るくなって白く飛んでしまいますがこのフィルタを使うと画像の中の暗い所だけを明るくします。この時明るくしたくない部分をマスクする必要はありません。

下図のように上部が暗い画像の場合「暗い所を重点に明るく実行」のボタンを押して実行すると

下図のように上部の暗い部分だけ明るくして元々適正な明るさの部分は変わりません。

Hp132Uより以前ではかなり暗い部分を大きく明るくすると明るくはなりましたがその部分の細かなディテールが見えなくその部分全体がボーと明るくなるだけでした。原因はかなり暗い部分の各ディテールの明るさの数値的差は5とか3とか6などの僅かで単純に明るくするとその数値的差は変わらず5とか3とか6しかなくそれでその部分全体がボーと明るくなっていましたがその部分の差を増幅しながら処理することによってその部分のディテールを際出させはっきり見えるように改良しました。ただしこれにも限界がありもっと暗い部分でこの差がゼロの部分はディテールそのものが在りませんのでこの限りではありません。
下図のような画像を強度を最大にして実行すると

下図のように闇に隠れた細かなディテールがはっきり現れてきます。このようにこのフィルタは照明をあてたような効果があります。





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