レタッチの注意点(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

ここで言うレタッチはデジタルカメラ等で撮影した写真を出来るだけ見栄えのする画像になるように加工することを指しますので様々な効果のフィルターを使用して元の画像から大きく異なるような加工は除外します。
レタッチというのは拙い英語力で解釈すると「レ」再び、「タッチ」手を加えるから「写真に手を加えること」と単に写真を綺麗にするだけに止まらない非常に広い意味があります。
(他の人のページに・・・「HyperPaint」の著者のホームページ の解説によりますと、「デジタルカメラ等の写真をできるだけ 見栄えのする画像になるように加工することを指す。」のだそう です。・・・などと書かれたりしましたが、そういう意味ではなくここで取り上げるのはレタッチの中でも「デジタルカメラ等で撮影した写真を出来るだけ見栄えのする画像になるように加工することを指すので様々な効果のフィルターを使用して元の画像から大きく異なるような加工は除外します」という意味でそれに限定して述べるという意味であって「レタッチ」そのものの意味を言っているのではない!! )
つまりここで説明する事はレタッチの中でも写真を綺麗にする事その中でも最も基本的なことです。

写真のレタッチの過程は次のような過程を経てより見栄えのする画像を作成します。

写真を綺麗にするには基本的に下記のように五つの調整を行います。
1.明度フィルターによる明るさの調整。
2.明度フィルターの中の色変換部による色合いの調整。
3.コントラストフィルターによるコントラスト(ダイナミックレンジ)の調整。
4.彩度フィルターによる色の濃さの調整。
5.シャープフィルターによるフォーカス(ピント)の調整。
フィルタ実行の順番もおおよそこの通り行います。

その他レンズ収差による歪の補正などもあります。
1.たる型糸巻き型歪の補正。
2.台形歪の補正。
3.色収差補正。
などです。

1.明度フィルターによる明るさの調整。


2.明度フィルターの中の色変換部による色合いの調整。

3.コントラストフィルターによるコントラスト(ダイナミックレンジ)の調整。


4.彩度フィルターによる色の濃さの調整。

5.シャープフィルターによるフォーカス(ピント)の調整。

6.リサイズウインドウのトリミング機能による切り取り。      
7.画像を縮小して目的のサイズにする。画像のリサイズ、トリミング、回転、反転機能の操作  図形描画機能を使いトリミングを行う    画像を保存する際のファイルサイズに関して
特に写真をより良いものにするためのレタッチは上記の1から5の調整に熟達することが大切です。
もしそれらの経験が無い場合はそれらの調整をボタン一発で行えてしまう自動連続フィルタによる簡単レタッチやパラメータの調整無しにボタンを押すだけの簡単レタッチウインドウがありますのでまずそちらを使ってみるのも一法です。

コンピュータに使われる色の解説1
コンピュータに使われる色の解説2

補正可能な画像と補正不能な画像
全体に暗めあるいは明るめに露出が不適正な画像の場合ヒストグラムの全範囲が0〜255の範囲に収まっている場合は補正可能ですがヒストグラムの全範囲が0〜255の範囲に収まらずはみ出してしまっている場合は元のデータの一部が失われていますので補正はできません、そしてヒストグラムはだいたい下のような感じになります。

ヒストグラムとトーンカーブの説明
画像によるヒストグラムの例
レタッチの順番
どのフィルターを使用するかの順番は上記の通りで良いですが特に明度フィルターは必ずコントラストフィルターの前に使用して下さい、理由は下図のように画像が暗い方に或いは明るい方に偏っている場合に明度フィルターによって画像のデータを中央に移動してからコントラストフィルターを使う必要があるからです、もしコントラストフィルターを先に使用すると図Bの青い部分のようにヒストグラムの範囲外にはみ出してしまいデータが失われてしまいレタッチを失敗する場合があります。

また画像に幾らかノイズなどがありノイズ除去フィルターなどでノイズを除去する場合もコントラストフィルターの前に行って下さい、コントラストフィルターはノイズそのものも強調してしまう場合があるからです。

色あいの調整では下図の例では修正前の画像は青みが強いので色相フィルターの色合い変換部の色の帯の下側の加える色あいの補色を表す位置で「青色」をクリックして指定し加える色あいを黄色に設定しますスクロールバーで強度を指定して実行ボタンで変換します。


リサイズで画像を縮小する場合多少画像ぼやける場合があります、その場合はシャープフィルターでいくらか処理してやります。
Hyper-Paintのフィルターはフィルタ処理によってデータが0〜255の範囲を超えてしまうとかコントラストを0にしてしまうとか彩度を0にしてモノクロにしてしまうとか極端なことをしない限り画像データが失われることが稀です。このようにHyper-Paintのフィルターは繰り返し使用しても画像データが失われにくいですが基本的にフィルターは必要最低限の回数使用することです、もしフィルターを1回かけて気に入らない場合は繰り返し同じフィルターをかけるのではなくアンドウで元に戻してから強度を変えて再度フィルター処理するようにします。

Hyper-Paintの画質調整フィルタは下図のようにフィルタ実行後も殆ど画質を損なうことなく高品質を保つように設計されています。
画質調整フィルタ実行後にヒストグラムが櫛状になるほど画質低下が激しいことを表します。


デジカメの画素数とピクセル数と必要メモリ
○100万画素デジカメ
約         1160x870 Pixel
必要メモリ    128M


○200万画素デジカメ
約         1630x1222 Pixel
必要メモリ    128M


○300万画素デジカメ
約         2000x1500 Pixel
必要メモリ    256M


○500万画素デジカメ
約         2580x1930 Pixel
必要メモリ    256M
512Mのメモリがある場合6000x6000程度まで快適に処理可能

追伸
Hp121B ver.12.1Bのメモリの使い方の改良により256Mのメモリがあれば3000x3000程度の画像でも快適に処理可能であるこを確認。
但しこれはOSがXPまでの話でVistaの場合はこれより400M〜500Mほど多くメモリが必要。(OSに喰われるため)

フィルターについて
Hyper-Paintには標準で一応70種類ぐらいのフィルターが搭載されています。また一つのフィルターで数個分のフィルターの機能を持つものも多くありますので実際には軽く100を超えるフィルター機能を持ちます。下図は変形フィルタですがこの中に14個の変形の種類のボタンがありますが他のソフトなどはそれぞれ一つと数えることが多いですがHyper-Paintでは全部を纏めて一つと数えてますので一口に70個といっても実際は100なんて数などではなくもっと多いです。

しかも一つ一つのフィルターはレタッチや加工にすぐに使える役に立つものばかりですし面倒なプラグインフィルターを追加しなくても使えるので初心者の方もすぐに使うことが出来ます。

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