色変化(2色間のグラデション)の操作法(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

パレットの○印の「グラデ」をチェックすると○印の直下に表示されている2色によるグラデーションで描くことが出来るようになります。
手順
1.パレットの○印の「グラデ」をチェックする
2.矩形フィル或いはポリゴンフィルなどを行う(塗りつぶし、色置換、文字描画その他の描画等)
3.グラデーションダイアログが表示されますのでプレビュウで確認しながらグラデーションの速度や角度、開始位置などの調整が可能

この機能は各種筆機能で動作しますが一例として矩形フィルを使って説明します。
この操作法は2色以上の多色グラデ−ションの場合も同じです。

2色のグラデーションの開始色と終了色を設定するには、まず開始色にする色をパレットから筆色として選択してから下図の○印の部分をクリックすると開始色が筆色と同じ色になります、終了色を設定するには下図の右側の○印の部分をクリックして終了色を筆色と同じ色に変えます。
また上記○印の部分を右クリックするとカラーダイアログを表示して開始色、終了色を設定することが出来ます。


パレットの「グラデ」をチェックしていて矩形フィルを描くと下図のようなダイアログが表示されます。
「縦」のボタンを押すと縦方向のグラデーションが描かれ、「横」ボタンを押すと横方向のグラデーションが描かれ、「円」ボタンを押すと円状のグラデーションが描かれます。
ちなみに「変化しない」のボタンを押すと現在設定されている筆色で描かれます、つまりグラデーションは無効にして描かれます。


グラデーションを使って描く時「グラデーションの速度を図形の大きさに合わせる」がチェックされていると下図の左のように図形の大きさにグラデーションの速度が合わせられて描かれます、チェックされていないと「変化速度」の設定の速度でグラデーションが描かれます。
塗りつぶしモードでは変化速度のスクロールバーを操作すると下図のように表示がリアルタイムに変わります。

ダイアログの最下段には図形のサイズが数値で表示されていますのでこれを参考にして変化速度を設定することも出来ます。つまり下図のように横サイズが132の図形の場合変化速度を132にして横グラデーション描画を行うと図形の横の大きさにあわせた描画を行うことが出来るということです。


グラデーションは回転して描くことも出来ます。ダイアログの「変化角度」のスクロールバーを操作して回転すると下図の右側のようにグラデーションが回転します。またカーソルキー 「→」で右に回転、「←」で左に回転することができます。

変化角度のスクロールバーを操作すると下図のように表示がリアルタイムに変わります。

また「グラデーションを一周期で止める」がチェックしてあるとグラデーションの一周期が終わるとそれ以上グラデーションは変化しません、チェックされていない場合は下図の下のようにグラデーションの変化が繰り返されます。


ちなみに筆描画の場合は下図のように描かれます、速度との関係も下図を参考にして下さい。

塗りつぶしの機能(ばけつ缶)の場合は下図のような十字形のカーソルが表示されます十字形の大きさはグラデーションの速度を表しますまた傾きはグラデーションの傾きを現します、塗りつぶしを実行すると「色変化の設定」のダイアログが表示されますので縦や横や円形などのボタンでグラデーションの方向を指定します。またその際の各種の設定などは矩形フィルの時と同様に行うことが出来ます。

横のグラデーションを指定した場合は下図のように塗られます。

グラデーションの目安となるクロスには下図のような意味があります、またグラデーションは回転できるので回転した時にも縦と横の線は区別できるように縦の線の先端と終端には印が付いています。

2色グラデーションはパレットの右クリックメニュの「2色グラデーションの履歴登録と読み出し」をクリックすると下図のようなダイアログが表示されます、ここで7個まで2色グラデーションの登録と呼び出しできますので活用ください。


便利な機能として下図のように矩形フィルと楕円フィルの回転角度にグラデーションの回転角度を簡単に合わせるための機能として「合」のボタンを用意しました。このボタンを押すだけで矩形フィルと楕円フィルの回転角度にグラデーションの回転角度を簡単に合わせることができます。この機能は別に難しい機能ではないですが便利な機能が多くなると一部に混乱する人がいるようですのでそのような人は使わないようにしてください。

筆や図形フィルなどの色変化機能の開始位置を変えられるように改良した
設定ウインドウを表示するにはパレットの右クリックメニュの「色変化開始位置設定」を
クリックする、設定できる値はそれぞれ -99% から +99% までです。

Hp136Kの途中から下図のようにカラーバーを表示するようにして開始位置を明示的に分かるようにしました。カラーバー上でクリックしても指定できます。web上で一部の心無い者がインターフェイスの悪口(批判ではない)を言うものがいるが自信を持って言うがここまでやっているソフトはあまり無いのが現実です。

グラデーションのダイアログの中にグラデーションのかかりかたを確認するプレビューを取り付けました。これでより使いやすくなりました。




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